新学期初日にしたこと
初日にしたことリスト
①自分の名前を書き,読めるかを聞く。
・中指に力が入っている手の挙げ方をしていた児童をさっと褒めて指名する。
・答えられたら拍手。
・拍手の仕方を教える。(短く大きく,体を向けて)
・指名した児童のどこを褒めたかを全体に聞く。
・答えられた児童に「よく聞いていたね,聞き逃さない温かさが花マルだね」とほめる。
・改めて手の挙げ方を教える。(中指が反るように,天井にビームを出すように)
②始業式~教室でのことを褒める。
・始業式での話の聞き方。
・歌(表情,息の吸い方)
・立つスピード。
・反応。(うなずき,返事)
・移動の静かさ。
・教室での話の聞き方。
※全体にではなく,個人を褒める。ここまでで20人くらいは褒められたか。
③学級経営方針を話す。
・教室は安心できる場でありながら,あくまでも「公」の場であること。
・今日のみんなは「成長したい」という思いにあふれた目をしている。途中で疲れてしまったときに,常に成長する道を歩むか,あきらめて「タノシイ」だけを考えるか。
・4年生,5つの掟について。(①いつでも,人に温かくあるべし。②「しょうがない」が言える人であるべし。③前向きな努力ができる人であるべし。④自分で自分を成長させられる人であるべし。⑤「圧倒的な○○」ができる人であるべし。※5つの掟についてはいつか改めて書きたいです。)
④コミュニケーションゲーム
○あっちむいてほい
まずは隣の席の人とあっちむいてほい。ここでのねらいは,無邪気さを出させること。あっちむいてほいは,無邪気な笑顔を生み出すために最もとっつきやすい。子どもたちも素晴らしい笑顔で楽しんでいた。ある程度やったときに,無邪気さを価値づけて褒める。大切なのは根拠を伝えること。なぜ無邪気なことが良いことなのか。
○セブンイレブンじゃんけん
2人で,それぞれが1~5の数字を自由に出し,合計が5になったらクリアというゲーム。初めはクリアしたら大きくハイタッチをして座る方式。一番早く終わったペアを褒める。ハイタッチがよくできているペアを褒める。最後までがんばっているペアを褒める。残っているペアを応援している人を褒める。ここでもたくさん褒められる。
全員が終わったところで価値づけをしっかり行う。次は,クリアしたら次々とペアを変えて行う方式。ここでの課題は「人を選ばない」こと。人を選ばないことがなぜ大切かはしっかりと伝えた。こどもたちはどんどん相手を変え,教室内に大きな勢いが生まれる。
○せーので拍手
「せーの」の掛け声で拍手を1回,ぴったりそろえるゲーム。今日は1回目でクリア!次は,「せーの」を言わないで合わせる。1回目は合わなかった。失敗してしまった子に「しょうがない」「次がんばろう」と声をかけている子を褒める。さっきの5つの掟がもう実践されている。2回目はぴったりそろった。
…とりあえず今日はここまで。