ホワイトボードミーティング
今年も,ホワイトボードミーティングを始めた。
よくわかる学級ファシリテーション?―子どもホワイトボード・ミーティング編― (信頼ベースのクラスをつくる)
- 作者: 岩瀬直樹,ちょんせいこ
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2011/08/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ほぼ,この本の通りに進めているが,
やっぱりどんどん話し合いが活発になっていく。
なぜこんなに活発になるのか,考えてみた。
この取組のポイントは,ファシリテーターが使う,「質問の技カード」。
出された意見のを深堀する質問が書かれてある。
「なんとなく」出された意見から,ファシリテーターが質問をしていくことで,
意見を出した児童も,自分に根拠を問うことになる。
質問をされながら,メタ認知にもつながるのである。
そして,意見の根拠が目に見えるので,他の児童も納得しやすい。
さらに,ファシリテーターが質問をするときに相手の名前を呼びながら全員にまんべんなく質問をすることも大切にされている。
誰の意見かは関係なく,全員の意見が混ざり合った状態でホワイトボードに表れることも,良さだろう。
そして,大事なポイントは,ホワイトボードミーティングを終えたら,個に戻してまとめとなる考えを書く時間を確保すること。
個→全体→個 を大切にするためだ。
これからもいろいろ試しながら進めたい。